2009年3月5日木曜日

相模国分寺


近所を自転車で走っていたら、相模国分寺があった。国分寺跡や国分尼寺跡はよく通る。跡地は公園になっていて国分尼寺ではよく、ゲートボールをやっている。この日通った国分寺跡では、小さな子供をつれたお母さんたちが談笑していた。

下は相模国分寺の鐘。弥生神社の上にある龍報寺の鐘を大晦日にはここ数年聞いていたが、海老名ではいっせいにいくつの鐘がなるのだろうと思った。





海老名に越して2年経つが、近所にいくつもある史跡や寺社をあまりみていない。海老名周辺の遺跡の遺物や土地の小さな博物館である、温故館くらいだ。展示物も古いままで、館の存在自体が目立たないのが残念。正月にたまたま神社で話した、市政を知る方が、海老名周辺の発掘調査の遺物はあまり整理が進んでいなくて、放置状態だと言っていたのを思い出す。この辺りは古墳もあり、神社の裏も掘れば遺物が出てきそうな感がある。

小田急線で数駅行けば、伊勢原、秦野と、史跡や自然散策にはうってつけの土地柄なのだが、普段はどうしても足が都心方面にいってしまう。近所にも貴重で興味深いものがあることをつい忘れてしまう。

寒川神社も自転車で一時間もあれば行ける距離なので、参拝してこようと思う。

国分寺の脇に、「海老名の大ケヤキ」があった。説明板によれば、昭和29年神奈川県指定の天然記念物。根回り15,3メートル、目通り高さ20メートルに達する大木である。鶴巻温泉駅近くにもこのような大ケヤキがあった。巨木の存在はやはりなにか神々しいものを感じる。



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