2012年10月15日月曜日

厳島神社の能舞台、そして陶片

江戸時代、1605年に福島正則が常設の能舞台を寄進。国の重要文化財。


8月18日、強い日差しの中、朝のフェリーで宮島へと向かう。
島の店はまだ閉まっていて、厳島神社の境内や、満ち潮の浜をただ歩いた。宮島に来るたびに、20代の初めに祖母と訪れたときのことを思い出す。あれから10年以上経った今でも、牡蠣うどんを食べた店、珈琲を飲んだ店が変わらずにある。宝物館を通れば、「平家納経」がレプリカで、悔しがる私に、「平家納経」の絵葉書セットを買ってくれたことを思い出す。

そして、国内で唯一、海に浮かぶ厳島神社の能舞台―。能の舞台に立ち、謡の先生でもあった祖母が、一度は見てみたいと言っていた。ここでの薪能はどれほど神秘的だろうかと想像してみる。篝火の映る海と、山々そんな背景をも取り込んだ能の世界―。




そして、陶片。ほんの2時間程度探しただけで満足の収穫。潮が引くまで待てば、もっと拾えたはず。主に江戸期のものと思われる。中国陶磁も拾えるそうだから、また必ず行かなくては。



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